サンドリオン3周年記念CD第2弾『SOUND OF BEST』について-2

もう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!むり〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!『Familiar base』、めっっっっっっっっっっっっっちゃくちゃ良くないですか!?!?!?!?!?!?!?キレそう〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(?)

号泣するところだった……あぶねあぶね。感情が爆発すると全部涙になってしまうんですよね、困ったなあ。ところで嬉しくても悲しくても最終的に感情って怒りに繋がりません?そんなことないか。

 

「キミ」って「今目の前にいるあなた」のことなんですよね。ああ〜そっかあ、そりゃそうですよね。

ライブやイベントでステージの上に立ったり人前に出たりする彼女たちにとって、目の前にいるのはお客さん(≒ドリオンズ)であって、その人たちとこの先の道を歩んでゆきたい、そういう想いがあるってやっぱり素敵だなあとかって思って、あのその、うんうん、そうなんですよ。うんうん。やっぱりわたしはそういうあたたかさが好きなんだろなあとかも思うし。

いや。とか言って。2番ですよね。「今目の前にいるあなた」ってメンバー同士でもあるんだろうなって。

MV観ました?

試聴動画として上がっていた分は1番までだったので、そこだけ見ていた時点では、「キミ」は誰某さんっていう「キミ」なんだと思ってて、実際そうなんじゃないかと思うんですよね。だけど、2番の「キミ」に触れたことで「キミ」はお互いのことも指してるんじゃないかって気がしたんです。

MV観ました?

全然こっち見てくれないじゃーん!?1番まではあんなに見てくれてたのに2番のAメロもう全然見てくれないじゃーん!!でも、本当にそれがすっごく良くて。こっちを見なくていいんです。メンバーを見るのがいいんです。進む先にある何かを見るのがいいんです。

ここのなあ〜、特に汐入さんと成海さんの歌声の優しさったらないなあと思うんだけど、それがメンバーにも向けられているように感じて、「あ、じゃあここの『キミ』は」と思うと、この時視線の先にいる「今目の前にいるあなた」でもあるんだろうなと思うんですね。

だから、この曲の最後、落ちサビ以降をパート分けではなく、全員で声を重ねて歌うことで「今」の二つの「キミ」を重ねることができるように感じるし、そうして次にあるのが、気持ちを新たに強くする、彼女たちが行き先を再確認する『僕らのSailing!!』に続き、そのあとにドリオンズを迎える『Go!Action』(ちなみに、この曲がソロコレでの成海さんver.を踏まえた歌詞になっていることであの作品がサンドリオンの軌跡の一部として早くも昇華されたと思えました)が置かれるのがとてもとても良いなと思います。ちな、このあとに『Zodiac Sign』なのやばない?やばい。

そういう風に「キミ(君)」への意味合いを捉えた時に、このベストアルバムに収録される曲たちへの感じ方がまた変わったんですよね。

特に最後の『がむしゃらリテイク』が1番キレそうになった(?)。やっぱり曲としてめちゃくちゃ大きくなったなあと感じて。それがそのまま彼女たちの大きさなんじゃないかとも思うし、ドリオンズとメンバーとでしっかり手を取り合って進んでいきたいってそういうことなんだろなあとか思うんですけど、んで、ここのクレジットに会沢さんの名前を見つけた時にまたこの曲の大きさを知るんですよね。

ああ、そうか、そりゃそうなんですよね。

「キミ(君)」は「今目の前にいるあなた」なんだけど、彼女たちにとっては今もずっと、いつだって、「キミ(君)」は目の前にいてくれる存在なんだろうなあ、きっと。実際にそこに居なくても、彼女たちにとっては心の中に居てくれる存在なんでしょうね、きっと。そういうことを感じて、そしたら、サンドリオンのこれまでを含んだ上で、1stミニアルバムの一曲目であったこの曲を最後に置いてるってことだと思うんですよ、そうしてまた新たにスタートラインを引いて、その先を踏み出していく歌を歌うというのが、もう、これほんと…………まじキレそう……………………

 

オフショットも観ました?

「"ラブち"を込めました」「サンドリオン と ドリオンズ への"ラブち"」という黒木さんの言葉(ラブちについては説明せんのかい!wとなった)が、だから、全てなんじゃないかと思います。

 

あーもうほんと、2番のAメロで5人が1人ずつ合流していって、Aメロ終わりにひとつの場所目指して駆け出していくところとかめっっっっっっっっっっっっっちゃいいよね!?!?!?それぞれが、歩いてきた道の途中で出会って、同じ時間を過ごす中で、そこがひとつの居場所になって、思い出もたくさん詰まって、知らず知らずのうちに大切な「familiar base」になった。それはきっと、ファンから見たサンドリオンでもあるし、メンバーから見たサンドリオンでもある。

ってことなんじゃないですかね。

はあ〜〜めっちゃいいな……。

 

 

 

 

 

 

アルバムミックスだったり、リアレンジだったりで、収録曲たちが原曲と変わったことは、何かを失うことでもなく、何かを忘れ去ることでもなく、ただ、そこに在ったものをそこに在るものにして、彼女たちが前進するための、ひとつの手段に過ぎないのだろうな、と思います。

 

願わくば、「いつかの誰か」にとっても、この場所が、『Familiar base』となりますように。