『聖☆ドリオン・ラララ・イヴ』が終わって思うこと

今年が……もうすぐ終わる…………。

前回更新よりだいたい11ヶ月ぶりなのウケる。年の瀬にやっと今年の話しようとしてるじゃん、ウケる。

今年の春頃にデビューの話を聞いたのかな?そこから生まれたのが『星のLarme』なのかなあ。そうなのなら、そりゃあ、難産だよね。サンドリオンというチームの想いを汲んで作る曲なんだものね。いやあ、佐藤さん、さすが、天晴れです。めちゃくちゃいい曲。最初聞いた時「ええ曲やね〜」くらいしか思ってなかったけど。今改めて聞くと本当にいい曲。

今年一年かけて、このクリスマスライブに向けていたのかなあ、とかも思ったりしている。ほんで、そのライブは重大発表するための時間だったし、それを受けてのメンバーの気持ちを伝えるためのライブだったのかな。昨年とは込める想いは違えど、その重さは似ているなあ、とかね。だから、最後の挨拶であんなに喋らなくて大丈夫なんよ。伝わってるんで、たぶん十分。嬉しいお話なんだから、不安そうな顔しないでよ〜笑。そりゃ、わかるんだけどさ。嬉しい顔しててほしいし、もっとファンのこと信じていいと思うぜ。

本当に良かったなあって思ってるし、本当にめちゃくちゃ嬉しかった。良かったよ〜。

むしろこれからだな、なんてのも思ってるけど。個人的な気持ち、これからサンドリオンには、たとえば、『星のLarme』を、「ただの良い曲」で終わらせずに、佐藤さんがこめてくれたみたいに、聴いた人の心の芯に届くような応援歌にしてほしいと願う。し、それをそうやって受け取れる人がたくさん増えるといい。

エンタメがすごいのは、普通じゃできない、何百、何千って人たちを同時に勇気づけたり感動させたり、生きてるうちの幸福を多く与えることのできる部分だったりすると思うので、そういうエンタメであってほしい、スターであってほしい。と、わたしは思います。

でも、それが本人たちの目指す姿じゃないなら、それはそれでいいなとも思う。自分たちの目指す姿に少しでも近づくようにしている姿が見れて、そしてそれを叶えていく姿を見せてもらえたら、それで十分なので。

次は何がしたい?メジャーデビューできるってなったけど、次は何がしたい?どんな夢が見たい? 今はそれが聞きたい!絶対に応援します。

とにかくおめでとうだな!おめでとうおめでとう。すごく嬉しいクリスマスプレゼントになりました。ありがとう!

『聖☆ドリオンパーティー2021~年忘れ大忘年会\(^o^)/~』について

まだ2021年の話をします!!!(ドォォン)

 

何処かに辿り着きたいのではないんだなって改めて思った。此処に居続けたいということなんだと思う。でも、それは「此処に留まる」ということではなくて、「此処に居続けるために歩みを止めない」ということだと思っていて、「歩みを止めない」ために、私たちに必要だったのが『聖☆ドリオンパーティー2021~年忘れ大忘年会\(^o^)/~』の時間だったのだと思いました。

正直、どんな心持ちで居たらいいのか解らなくて、寒さに凍えながら会場に向かったのだけど、前半の楽しいパーティ感に少し安心もしたし、だけど本当にこのままで良いのかなって思ってもいて、でも私に出来る事なんて無くて、目の前の四人が今それで良いのなら良いのかなって思ったりもして、とりあえず何か一欠片を忘れながら笑っていました。

苦しくなったのはライブパートが始まった時で、一曲目はまだ良かったんですよね、だけど、やっぱり二曲目が始まったら見える景色に違和感がはっきりくっきりしてきて、心のザワザワを感じざるを得ず、言葉に出来なくて「アー」と心の中で呻いてた。

でも、3曲目くらいから「あれ」って、「なにか乗せてる」って感じて、そしたらまた別のざわざわで苦しくなって。私もそうだけど、目の前の4人も、まだ「ココにいたい」と思っているんだと感じたからで。でも、それでも4人は、「歩を進めたい」とも思っているんだと感じたからで。だから、4人の姿を見て勝手に苦しくなったのだけど、でも同時に、モヤモヤした何かを抱えていた私は、「ああ、ちゃんと前向かなきゃ」って思いました。

最後につむがれた4人の言葉は、歌に乗せたもの、そのものだったようにも思います。個人的には、リーダーが「瑠奈」と言った時が印象的だった。直前、ほんの一瞬だけ、本当に一瞬、力を込めたように見えて、「ああ、力の要ることなんだ」と思った。でもたぶん、言いたかったんじゃないかな、あの場で言わなきゃと思ったんじゃないかな。わからないけど……わたしには何もわからないけど、みんなの前で名前を呼ぶという行為そのものが必要だと思ったんじゃないかな……わからないけど、少なくともわたしには必要だった、それを聞くことが。

だから、わたしも改めて此処にいたいと思ったなっていう、なんか、そんな感じかな。わたしは小山さんの見る景色の一部になれたらと思ってきたけど、いつの間にかサンドリオンのことも愛おしくなってて、だから、その景色の一部にもなれたらなって。そういう気持ちを改めて感じた時間だったし、そのためには、わたしも歩みを止めてはいられないなあと感じました。

まだ心になにかは残ったままだけれど、それはそのままでもよくて、その分というか、これからはもっとささやかな幸せをたくさん書き留めて、何も変わることのない此処を抱きしめていきたいです。うん。

 

次こそは2022年の話するぞー!

「口内炎が痛い」について

口内炎が痛い。って話を書こうとしたら治っちゃったよ、書き始めてから2週間も経つもん、いや、まだちょっと痛いけど。

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今の気持ちってどんな?って言われたら未だに「悔しい」だし、「なんで」って気持ちしかないし、「悲しい」です。少し治ったけれどね。

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今の気持ち、どんなかな?

少しでも治ったかな。

もっと観たい景色があったなーって。もっと聴きたい声も、感じたいものも。本当に、本当に、たくさんあった。あなたもそうなのかな。

何度も「あの時」を繰り返してみて、「楽しかった」も「寂しい」も繰り返して、「好き」を疑ったり、だけどやっぱり「好き」を確信したりして。過去の自分と今の自分と相手のことを信じてみたいからさ。あの時見たものを最後まで信じてあげたいからさ。

どうしたらよかったんやろね。

どうも出来んかったけどね。ほんまは。でも、どうにかしてあげたかったよな。

こんなん、偉そうな、身勝手な願いで、それでもな〜。考えてしまうよ。何か出来たんじゃないかって、考えてしまうよ。

そんだけ好きやったんやな。

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口内炎、少し治ったけど、まだちょっと痛い。舌の先端に出来たもんだから、食べるたびに痛いの。つらいね。まだちょっと、時々ピリッとする。

もしかして:まだできることはあるかも?

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まだこれから、まだまだ見上げることにします。そろそろ寒いけど、寒い季節のほうが空は綺麗だし、星はよく見える。

星までの距離、何万光年もあるから、わたしらが生きてるうちにはそうそう消えたりしないんだな。

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終わらせなければ、終わらない、はず。

2021/10/04

今回は怪文書ではなく、知人・友人の皆様に向けた日記になります。

書くこともそんなに多くないですし、自分の中で、感想文という名の怪文書を残すために設けたこのブログに、このようなことを載せることはどうかとも思いながら、ほかに場所もなく、大事なお話でもあるので、ここに日記という形で残すことにしました。

 

ご報告です。

私事で恐縮ですが、本日10月4日に入籍いたしました。

至らないところばかりの私ですが、これからは夫である彼に支えてもらいながら、彼を支えられる人になれるよう、また、周りの方々の力にもなれるよう、より一層精進してまいります。

これからも、「好き」なものを素直に「好き」と表現しながら、これからは2人で歩んでまいりますので、暖かく見守っていただければ幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

君の声だ

いやもうなんか好きになってよかったなって。

2021年8月8日 豊洲PITにて開催されたサンドリオンワンマンライブ「Spring☆ふぇすた2021~Happiness 4 you~」の話です。

最近の楽曲たちのこと、当然好きなんだけど、なんていうか、どこか寂しさみたいなのもあって。その寂しさが何かと言われたら、彼女たちの歌のように思えてなかったこと。なんてーの、ガワだけ褒められてる、みたいな、作った人がどうみたいな話をたくさん見かけて、それを否定するつもりはないんだけど、そんなん言ったら誰が歌ってもいいんじゃないのってさ、そういう評判を見るたびに思ってしまっていて。やっぱりわたしは彼女たちのことが好きなんだと思う、だから彼女たちについての言葉を見つけられないのが悔しかった。で、さらに悔しいのがそんな自分も、自身の中からその言葉を見つけられなかったことで。絶対に良い曲なのに、それを自分の言葉で表現できなくて、その曲の中の「サンドリオンだからこそ」の部分がどこにあるか、納得できるものを自分で見つけられなくて悔しかった。

だから、今回ライブで新曲を披露します(とは明言されてませんでしたが笑)というのが予想された時、彼女たちのパフォーマンスはどうなるんだろうと思っていて。それを観てわたしは何を思うんだろうって。

結果、最高でした。本当にありがとう、全部あなたたちだからこその歌でした。

上手いこと言葉が見つからないけど、なんだろうな、ステージの上で、観客に向かって歌って踊る姿が、それまで観た彼女たちと変わらなかったからかな。その姿が馴染んだ他の既存曲たちと変わらないものとして受け取れたんだと思う。し、お客さんもちゃんと5人を見た上で、曲を楽しんでたなと思って。それが今回すごいなあ、よかったなあと思ったところでした。たぶん、新曲たちってハードルが高い曲なんだと思うんですよ、音楽もダンスも詳しくないから知らんけどさ、でもそういうのをライブという場所で自分たちの歌として表現して披露できること、とってもとっても素晴らしいことだと思いました。

それから、さっきもちょっと言ってしまったけど、彼女たちの歌に限らず、このごろよく見られる作家さんの名前がめちゃくちゃ前に出る現象、それ自体は良いと思うのだけど、でも、なんていうかな……曲は平等でしょ、誰が作ったとしても、自分に刺さったらそれは宝物になるし、刺さらなかったらそれはそれでひとつの曲でしかないし。だからこそ、彼女たちが歌う以上は、彼女たちにしか歌えない歌であってほしくて。発表済みの新曲たちはもちろんとっても良かったけど、こう、なんていうか、広く知ってもらうための歌だったと思っていて。「いつかの誰か」に向けたもののように思っていて……いやそれは当然必要なものだし、前述した通り「目の前の君」に向けて歌ってくれてたのであれなんですけど、だからその、うまく言えないけどもっと、個人的には、今の彼女たちが歌う、どストレートな歌も欲しいと思っていたんですよね。そういう歌があって、やっとピースが揃うみたいな感覚になるんじゃないかって。だから、『君だけのオリオン』って、タイトルを聞いただけで倒れそうだったし、実際歌詞も見た上で聴いたその曲はまさに望んでいたそれで。どうしようもなく彼女たちの歌でもう、胸が苦しかったです。倒れなかった自分を褒めたい。

あれはもう誰も歌えないでしょ。替えが効かない歌でしょ。それが今回、とってもうれしかったことでした。

あともう一つだけ、『familiar base』が思わぬ泣きどころになって。単純に今1番好きな曲なわけなんですけど。今回のライブでも曲が始まって最初のうちはそういう「好きな曲が来た」という気持ちで聞いていたけど、2番のあたり、メンバーがステージをメインの方に移っていく流れだったので、わたしも目線をメインステージに移したら、スクリーンに映されてたのはMVで。「カメラの映像ちゃうんかい!」って驚いて、同時にものすごく感情が動いて、めちゃくちゃ泣いてしまいました。全然自分でもそれが訳が分からなくて「どうしよう」って思いながら泣いてたんですけど(笑)、でもたぶん、景色が綺麗だったからだろうな、と思います。

ちょうど目に入った時のMVの場面が、5人が肩を組んで歩くシーンで。あのシーン、特に好きなんですよね。5人がお互いに信頼しあってる感じがあって。そのMVの中の5人とおんなじように楽しそうに笑顔でいる5人が目の前にもいたのがもうたまらなかった。で、そのあと続くMVのシーンはファンのことを想ってくれているのが再び伝わってくるところなんですけど、まさに目の前のライブの空間ではそういうことを感じられたし、逆にファンも5人のことを想っているんだなというのが感じられて。そういう相思相愛の空間で、あの多幸感あふれる映像と、多幸感にあふれてる目の前の景色とが重なって、混ざり合って、とても綺麗だったんだと思います。

あの景色、5人含めて皆にとって大切なもので、たぶん、わたしにとっても、大切にしたい景色でした。

あれがきっと「Happiness」なんだろな。

 

そうだなあ。

今回、「楽しい」って気持ちだけで臨んでました。待ちに待ったものだったから、シンプルに彼女たちのライブに参加できることが嬉しいし、実際始まってからずっと楽しいし。だけど、後半になってこんな方向に心が動かされるとは思ってなくて。小山さんも急に真面目な顔で「心して聴いてください」って言うんだもの。そのあとアンコール明け一曲目は『Zodiac Sign』ですし。最後の最後はみんな大好き『タイムトラベル』で。

なんだよなんだよ〜!!それはズルでしょ!?

ズルいよ。

 

また彼女たちの声、聴きたいです。

 

『サンドリオン記念日 ~センキュー!よろしくっ☆~』について

あそこには、彼女たちがいて、私たちがいた。

 

とにかくとても良いライブだった。その良さについてずっと考えている。

久しぶりに会場に集まれたこと。生でライブを楽しめたこと。演出が凝っていたこと。新曲が聴けたこと。好きな曲を聴けたこと。5人が楽しそうだったこと。決意表明が聞けたこと……。

どれもそうだし、なのにそうじゃないとも感じてしまう。それだけじゃない。

なにが良かったんだろう。

 

あそこには、彼女たちがいて、私たちがいた。

たぶん、そういうことなんじゃないだろうか。

 

今までよりもずっと「伝える」ということに重きを置いていたように思う。演出も、セットリストも、パフォーマンスも、MCも。どれをとっても「伝える」という意識があった。「並々ならぬ想い」を「並々ならぬ想い」で伝えようとしていたんだと思う。伝わらなくてもいいなんて微塵も思っていない。伝えるために必要なことは全部やる。演出も、セットリストも、パフォーマンスも、MCも、そのための手段でしかなかった。もっと真ん中に伝えたい何かがあったし、そしてそれが何かということは、彼女たちを観ていたら十二分に伝わってきた。

それは相手がいないとできないことで、だから、良いライブだったんじゃないかと思う。

 

本来3月に開催予定だった本公演は延期となった。開催まで時間ができた5人は、だからこそ話し合う時間が持てたという。わたしは、おそらく5人はその時間に自分たちの未来の話をしたんじゃないかと思う。それはきっと自分自身と向き合うことになるはずで、決して楽ではなかったと思う。むしろ苦しいことだったと思う。ただでさえ、真っ暗で停滞した世界なのに、その中で、光を待つのではなく探し出すことは、途方もないことだったんじゃないかな。だけど、彼女たちはその中で、自身にとってのユニットの意味と、その進むべき道を見つけることができたんだと思う。

いくつもの壁を乗り越えてでも、その先の笑顔に会いたかったのかな。

ここはあたたかで、大好きで大切で、笑顔を共有できる場所。一度手が離れてしまったからこそ動き出した時間の中で、この場所を手離さないために、離れたその手を再び繋ぐために、繋ぎ続けていくために、そこに在り続けたいということ。在り続けるために、自分たちができること、やりたいこと、成し遂げたいこと、進みたい道はどれかということ。それを伝えたかったんじゃないかな。

ライブ途中の幕間映像で宣言された「メジャーデビュー」という言葉。

どれほどのものなんだろう。わたしにはあまりわからなくて。人によって受け取り方は違うのかな。わからないけど、だけど、この言葉そのものというよりも、この言葉を伝えようとしてくれたことの意味と、その想いを、何より大事にしたいと思う。

それは相手がいるからこそできることで、それをそのステージ全部から受け取ることができたから。

今までの彼女たちのステージ全てを見てきたわけじゃない。だけど、あそこまで彼女たちと、私たちの存在を感じるのは初めてだった。それがわたしはすごく嬉しかったし、それが一番「良いライブだった」と感じた理由なんだと思う。

 

 

日々、何かの終わりを思いながら過ごすことは難しい。このまま変わらずここにいられるものだと、心のどこかで思う。だけど、そうではない。そうではなかった現実に気づいた時、向き合うか、向き合わないかでその後は大きく変わるんだと思う。彼女たちは向き合って、そして今、ピンチをチャンスに変えたくて、その一歩を踏み出した。本当に勇気が要ったと思う。とてもとても格好いい。本当に格好いいと思う。

わたしはそんな彼女たちの姿を見て、自分自身のことももう少し信じてみようと自然と思った。わたしもまた、ライブ前日にそういう現実に直面していて、「このまま」ではいられない状況が突然すぐ近くまできてしまったのだけど、嘆いているだけではいけないし、何より目の前の5人がその先を進もうとしているのなら、わたしも前に進もうと思った。

だから、そういう意味でも、すごいとか素晴らしいとか、そういうのではなく、本当にただただ良いライブだったと思う。

 

 

ライブ中、『未来地図』のあたりだったかな、5人が中心に集まった姿を見た時、「もしかしたら」と思った。思わされた。それは過去の感覚に似ていて。蘇るような。それは、わたしの中でサンドリオンが遊びではなく、人生になる予感。だから、それがあった以上、わたしはこの感覚や気持ちを大切にしたいし、彼女たちが「信じて」と言うのなら、とことん信じたいと思う。

 

 

絶対タワマン住もうね!!!!!

わたしの『いばしょ』について

 秋の虫の声、綺麗だなあ。

 

2020年9月27日、『ここいば!』というラジオ番組が終了しました。

香里有佐さん、小山百代さん、射場美波さんの3人がパーソナリティを務め、ラジオ大阪で約3年半放送された番組でした。

わたしは、小山さんを好きになって、それから番組を知りました。聴いていたのはおよそ1年半ほどの期間。その間に、気づけば番組を聴くのが習慣になっていって、日曜日の夜、楽しくお喋りする3人の声を聴いて、笑って、突っ込んで、たまにジーンとするいい話を聞いて、明日へ向かうパワーをいつももらっていました。

日曜日の夜、番組終了のお知らせを聞きました。たしかあの時は、固まったかな。なんとか受け入れようとしていたけど、3人の言葉も聴いていたけれど、信じられないというより信じたくないという気持ちが勝っていて。結局我慢しようとすればするほど我慢できなくなって、声を上げて泣きました。いや声を上げるとは思わなかった……。でもそれくらい、大切な存在だったんだと思います。そういうことに、この時初めて気づかされたんですよね。情けないなあ。それで、ショックだし、これから番組のない日曜日を過ごしていけるのだろうかとか、ものすごく不安にもなって。

だけど、お知らせの直後から、3人が言葉を届けてくれて。「最後まで『ここいば!』らしく楽しい放送にしたい」ということを番組中でも、ツイッターでも、日誌でもそれぞれ伝えてくれました。だから、受け止められなかったけど、それでも、わたしも最後まで番組を楽しく聴こうと思いました。

 

番組が終わりました。流石にお手紙は泣いちゃう。やっぱり読み上げながら泣いてしまう(なんなら収録前から泣いていたらしい)いばちゃんだったけど、最後まで読み切ったのがとても立派だったと思うし、ありちゃんも明るく優しく、だけど実は大作のお手紙だったり、普段は照れるから言わないことも言ってくれたりしたことがとても素敵だなと思ったし、もよちゃんはいつも周りを笑顔にさせること最優先にしていて、最後までそれが崩れなくて逆に今回ばかりはそれがやけに眩しく思えたりもして、でもやっぱりお手紙は優しさに溢れてて名残惜しさも滲んでて、自身の人生の話にまで至ってて、それがらしいなと思いました。

 

いばちゃんはすごく優しくて真面目でリスナーのこととても考えてくれてる人だなってラジオを通してめちゃくちゃ感じてたし、けどたまに毒吐くとことかわりと一言が鋭かったりするのとか好きでした。番組始まってから事務所所属も決まってすごいなと思ったし、これからもいろんなところで声が聞けたらって思います。

ありちゃんはすごい面白いんだけど実はしっかり者だし、わざとボケてる時もあった気がしていてそういうところも好きで、でもそれは他の2人やスタッフさんたちへの信頼だったりもしたんだろうな。ビリビリペンは押してからリアクションしてほしいし、食レポは食べてから感想言ってほしい。でもそういうツッコミどころが本当に好きでした。

もよちゃんは、リスナーだけじゃなくてスタッフさんたちまで含めて笑顔にさせることをずっと考えてるような振る舞いしか記憶になくて、無茶振りにも慣れてゴリラにもなるしガリガリのねこにもなるし、ずっとエンターテイナーでいてくれて。一番作家さんに突っ込まれてたし、一番「なんで!?ww」って言ってた気がします。この番組でそういうところも含めていろんな面を知って、さらに好きになったなあ。

時々『こいば!』になって、それぞれ3人の時とは少し違う雰囲気になるのも好きでした。生放送だったから聴けたものでしたよね。生放送も生ならではのことたくさんあって、楽しかったなあ。それからニコ生も、イベントも。うん。どれも楽しかったなあ。

 

番組が終わった直後、最後まで楽しかったからこそ、来週の日曜日には放送がなくて、その寂しさを感じることが怖くなりました。だけど、同時に、それを感じなくなる日が来るんじゃないかとも思って、怖くなりました。

なくなったことを感じなくなって、在ったことすら忘れてしまうんじゃないかと思って、怖くなって泣いてしまったんだけど、放送直後からパーソナリティの3人もそうだし、スタッフさんの声もツイッター上とかで聞くことができて、リスナーの方々の声も聞くことができて、そしてわたしにとっては、特にもよちゃんの声を翌日以降も聞くことができたことで、ちょっとずつ、前を向くことができました。だからこうして、文章にして残そうと思いました。そうすれば、『ここいば!』のことも、直後にはどうしても言葉にできなかった気持ちも、思い出そうとしなくても、心に残り続けてくれるんじゃないかなと思って。

『ここいば!』は、わたしにとって、故郷との繋がりを感じられるような番組で、そして、おそらく青春だったのだと思います。

もう青春してるとか言うの少し憚れるんだけど、それでもこんなにも終わりを意識しなくて、終わることをこんなにも寂しく思えることが、どうしても今を生きてたんだなと思えて、二度とないだろうと思ってた季節を、もう一度番組と共に過ごさせてもらっていたんだなと思いました。

本当にありがとうございました。そんなラジオ番組に出会えて、わたしは本当に幸せでした。

 

初めて番組を聴いた日、こんなブログを書くことになるなんて思っていなかったけど、そういう出会いになって、本当に良かったです。

これまで番組に関わったスタッフの皆さん、ありちゃん、もよちゃん、いばちゃん、『ここいば!』を届け続けてくださって、本当に今までありがとうございました。楽しい楽しい1年半でした。

リスナーさんたちも、ありがとうございました。わたしは皆さんとも楽しい時間を共有してたように勝手に感じていたので、勝手ながら感謝しています。

本当に本当に、どうもありがとう。

 

番組は終わりましたが、夢半ばに終わっている野望たちもぜひ叶えてほしいし、違う形になっても皆さんにはまた共演してほしい。いつかその日が来ることを心から願っています。

その日が来るまで……その日が来ても、思い出を胸に焼き付けて、思い出さなくてもいいようにしておこうと思います。

 

 

 

なんか、秋の虫の声に癒されてたら外からサイレンすごい聞こえきたんだけど大丈夫かな。え、めっちゃ近くまで救急車きたけど大丈夫かな。いや、「お迎えきたで」じゃないねん。来週からも生きるから!わたし!